勝尾寺探鳥会

日 時:2023年5月27日~28日
主 催:豊中生物同好会
内 容:勝尾寺宿坊(応頂閣)に泊り、夜は翌朝、見聞きが予想される鳥のさえずりや学術用剥製
    を用いて学習します。翌朝4時~6時はバードリスニング、6時~7時はウオッチングし
    ます。
4年振りに開催できた豊中生物同好会主催「勝尾寺探鳥会」が無事に終了しました。ご参加頂いた先生方、同好会の皆さま、初めて参加した皆さまありがとうございました。この探鳥会は1966年から続いています。コロナ期間中はデーター(囀り)のみを同時期、同時間で記録しました。今回は総勢17名の参加者となりました。

5月27日
18時過ぎから参加者の皆さまが応頂閣に集合し始めて、19時30分より、会長のご挨拶より、始まりました。M先生より探鳥会の経緯などを紹介して頂きました。第一部として翌朝に見たり、聞いたりするだろうと思われる野鳥の紹介をしました。
いつものように、囀りを聞きながら、そしてその鳥の特徴、また、標本剥製を見ながら、野鳥の大きさを感じました。鳥類リストを見ながら、種類に応じて常に探鳥会で見られている、見られなくなった鳥の話もしました。見られなくなった鳥としてオオルリ、見えやすくなった鳥としてキビタキが挙げられていました。(写真:熱心に剥製を見入る参加)
『野鳥の剥製』は豊中生物同好会の会員が作成しています。普段は蛍池にある豊中教育センターにて保管し、勝尾寺探鳥会や理科のイベント行事の際に利用しています。右の写真はキビタキの成鳥、幼鳥の違いを解説しているところです。剥製の観察を終了した後、第2部として私の旅日記を紹介させて頂きました。

テーマは「九州縦断の旅」、ゴールデンウイーク中、長崎県生月島での鳥類標識調査、鹿児島県トカラ列島平島、佐賀県東与賀干潟の3地点巡った記録紹介をさせて頂きました。写真は鹿児島港からトカラ列島平島に向かうフェリー
から撮影した、カツオドリがトビウオを襲撃して捕食する
シーンを紹介しているところです。旅日記を紹介した後は
参加者全員で鳥談義や近況報告などして就寝となりました。
5月28日
早朝、3時50分に非常口前に集合して『鐘撞堂』に集まりました。4時より野鳥の囀りに集中してリスニングを開始しました。Kさん、M先生、私が鳥の囀りを確認する度に、時間と種名を一言、紹介しました。
私の記録では、3時59分にフクロウが最初に囀ったと、記録があります。その後、フクロウの鳴き交わし、キビタキ、メジロ、ウグイスが主となり、時々、センダイムシクイ、キセキレイ、アオゲラが囀り、夜明け後、6時まで、リスニングしました。(写真:鐘撞台)
その後、2班に分かれてウオッチングになりました。
私のA班はゆっくりと、歩きながら二階堂に向けて進みました。出発する時にどんな目線で鳥を探していくかを紹介しました。稜線の枯木、針葉樹の先端、葉の付いていない木々に目を向けて野鳥を探す楽しみ方を意識しました。その結果、二階堂に到着すると同時にキビタキが歓迎する
かのように私たちを出迎えてくれて、その後、アオゲラや
センダイムシクイが採餌していたり、目線の高さで囀りを観察したイカルの姿(写真)、頭上のウグイス、囀りながら針葉樹の梢に止まったホトトギスを見る事ができました。印象に残るウオッチングになりました。B班ではサンコウチョウの姿を確認したり、フクロウの羽根を拾われていました。7時から宿舎にて鳥合わせをしました。総合的に25種の野鳥を見たり、聞いたりすることができました。最後に玄関前で集合写真を撮り、解散となりました。
あっという間の2日間でしたが皆さんのご協力により無事に終了する事ができました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。来年もぜひ開催できることを期待したいと思います。

勝尾寺鐘撞堂にてバードリスニング
時間・日時:5/28 4:006:00
時間と種名
349フクロウ♀
411フクロウ♂
412ホトトギス
418キビタキ
421顔わかる
422ヒヨドリ
423ヒガラ
425ハシブトガラス
428ホトトギス雌
429メジロ、ウグイス
430キセキレイ、ヤマガラ
430センダイムシクイ
432ウグイス、フクロウ、メジロ、ハシブトガラス
435アオゲラ、キセキレイ、ウグイス、メジロ、キビタキ(一番、賑やかな時間)
436ヤブサメ、アオゲラ(ドラミング)、ソウシチョウ
441ヤブサメ
442ツツドリ
443ホオジロ、アオゲラ、キセキレイ、ツツドリ
445センダイムシクイ、フクロウ、ヒヨドリ、メジロ
452アオゲラピョー
453イカル、センダイムシクイ、キセキレイ、メジロの囀り弱い
456カワラヒワ
502センダイムシクイ、ウグイス、キビタキ再び聞こえ始める
503シジュウカラ
504キジバト
505コゲラ
506キセキレイ、キジバト、ヤマガラ、メジロが囀らない、イカル
521エナガ群れ
553コサメビタキ

18種類の野鳥たちの囀りを確認しました。夏鳥として、ツツドリ、ホトトギス、キビタキ、コサメビタキ、センダイムシクイ、ヤブサメの囀りの確認。メジロの囀りが圧倒的でしたがメジロの囀りが止む時間もありました。野鳥の囀りにより森が目覚めていく瞬間を参加者皆さんと分かち合えたことを嬉しく思いました。ありがとうございました。

*探鳥会解散後、有志で最近、勝尾寺周辺で見られなく
なったオオルリを探しに行きました。少し高い位置でしたが囀りと姿をゆっくり観察すことができした。お世話になっているN先生とM先生。

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