大阪城公園 秋の渡り2021


日 時:9月29日(モンベル) 9月30日(旅の本棚) 写真:コサメビタキ
秋の渡りのバードウオッチングを大阪城公園にて実施しました。秋の渡りは、春の渡りと異なり観察の方法が違います。春は夏鳥が大阪城公園を通過する際に、時々囀ってくれたりするため、見つけやすいです。しかし、秋は囀る事はなく、採餌している風景を見つけながら観察をします。バードウオッチングを始めた方にとってはちょっと、見つけにくい季節となります。

写真:オオルリ♀ 幼鳥
しかし、私の方から、バードウオッシングを始める前に秋の渡りで代表的に観察できる種類としてコサメビタキ、キビタキ、オオルリの3種を探すことができる方法を伝えてからスタートします。3種の中でも特にコサメビタキは、木々の枝先に止まって、飛翔する虫(蚊や蛾)に目がけて飛んで捕食してまた同じ木に戻る習性(フライキャッチ)があることを参加者の方に伝えます。そして、1度、コサメビタキを見つけると、その場所で、定点観察する事にします。すると、コサメビタキは習性の通り、行動しますから移動せずにゆっくり観察する事ができます。今回も、ゆっくりコサメビタキを観察できました。
オオルリやキビタキは林の中を飛び回りますが、よく見かける行動は、木々の葉に付いている幼虫を捕食するためにホバリングをしている事が多く、その風景が目立ちます。神社裏やなどを歩いているとよく見かけるのと、捕食できずに落ちてしまった幼虫を地上で探して捕食している風景も見る事ができます。この時期に渡るクロツグミやマミチャジナイは朝、夜が明けると同時に群れで「ズイー」「ジイー」と鳴きながら公園に下りてきます。できる限り、聞き逃さないようにしています。今回は一瞬でしたが音楽堂付近で観察しました。
ですから、秋の渡りのバードウオッチングは鳥影や鳥の地鳴きを見逃さないという集中力を保ちながらご案内しています。今回は少人数ながら、コサメビタキ、オオルリ、キビタキなどをゆっくり観察し、無事に終了しました。ご参加頂き、ありがとうございました。
<今後の予定>
モンベル | イベント・ツアー | バードウォッチング (montbell.jp)
都市公園各地でバードウオッチングを展開中です。

バードウォッチング ツアー | 初心者でも安心 野鳥ガイド と行く初めてのバードウォッチング (tabihon.jp)
都市公園でバードウオッチングまたバードウオッチングの楽しみ方など掲載されています。

関東発 バードウォッチング・野鳥観察ツアー特集|阪急交通社 (hankyu-travel.com)
バードウオッチングの1泊から2泊3日のツアー冬企画しています。

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