日 時:4月8日(月) 9時30~12時30分
場 所:京都御苑にて
春の京都御苑でバードウオッチングを鳥仲間と実施しました。みんなが集まった時になぜか、話題になったのが映画「君たちはどう生きるか」の話になりました。そして、バードウオッチングを、スタートした途端、映画の主人公のアオサギが頭上に現れ、その後、私たちが池に移動すると、
コサギと同じアオサギが姿を現しました。アオサギは池でエサを取る素振りはしましたが餌を取ることはありませんでした。
私たちは松林を歩きながらアトリ、ビンズイ、ツグミの冬鳥トリオを観察しながら歩き始めると
再びアオサギが現れ、餌探しを始めました。
何気なく、ウオーキングしているなぁと、思っていたら突如、地上に対して嘴を突きさします。よく見ると、何か咥えています。
咥えて引っ張っているのは、なが~いミミズでした。長さは約40cmぐらいでした。
引っ張り上げられたミミズは、少し抵抗しながら、アオサギに吸い込まれるようにしてチュルチュルと食べられていました。普段、アオサギは魚食のイメージですが、雨の日は熟した地上で何匹もミミズを餌にしていることに気付きました。
最後に私たちを楽しませてくれたアオサギは、桜の花道を歩きながら、またミミズを探しに歩き始行きました。私たちは唯一、昨年、見つけた御苑の中にある蓮華畑からアオサギをお見送りしました。ご参加頂いた皆様、有難うございました。
バードガイド 久下直哉(くげなおや)
10代から80代までの幅広い顧客に、五感を使ったバードウオッチングをご案内。
大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
海外の鳥も案内することも。野鳥だけでなく日本酒にも詳しい。
資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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