久しぶりに「ヤマセミ」に会いたいと思い、奈良へ行ってきました。事前に今シーズンの出現を、鳥仲間に確認して、以前からヤマセミを見たいという仲間と出かけました。
私たちが観察ポイントに大阪を出発して現地到着したのが
午前10時ちょうどでした。観察準備して歩き始めた時に
後ろから「キャラッキャラッ」と聞こえたかなと思ったら
いつもの止まり木に止まってくれました。個体は雄でまだ、巣作りだろうと思わせるぐらい嘴や翼、尾羽に泥が
付いていることが確認できました。ヤマセミは出会いたい
憧れの鳥の1種類です。観察地には多数のカメラマンや
観察者もいらっしゃっていましたがマナーよく観察撮影を
されていました。だからヤマセミも春の日差しを浴びるように穏やかな顔をみせてくれたのだと思います。
観察時間は約20分ほどでしたがずっとポーズをゆっくりとってくれました。私自身も撮影し忘れそうになるぐらいゆっくり観察することができました。繁殖が順調に進んでいるころを見計らって、もう一度出会いに行きたいと思っています。次回は嘴に魚をくわえている写真が撮れたらいいなぁという思いで期待しています。事前、情報を頂いた鳥仲間に感謝します。ありがとうございました。
バードガイド 久下直哉(くげなおや)
10代から80代までの幅広い顧客に、五感を使ったバードウオッチングをご案内。
大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
海外の鳥も案内することも。野鳥だけでなく日本酒にも詳しい。
資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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