日 時:2024年6月6日(木)
場 所:箕面公園
主 催:モンベルアウトドアチャレンジ
箕面駅9時30分に出発し、滝道を歩き始めました。いつものオオルリの囀りポイントにむかいました。到着した9時40分の時はまだ囀っていませんでした。気長に定点観察する事を提案しました。すると、周りで鳥が動き始めました。何か止まったと思ってみるとキビタキの雄でした。囀らず、突然、現れたので驚きました。
↑キビタキ:雄成鳥で喉元が美しい。
キビタキを見ていたらセンダイムシクイやシジュウカラが囀り始めました。少し離れたところで、アオゲラの声がしていたので探して見ると木のこぶのように止まっていました。
↑デジスコで撮影のアオゲラ雌。
アオゲラを観察していたら元の位置からオオルリの囀りが聞こえ始めました。直感で、いつもの梢にいると感じたのですぐに、梢を見ると止まっていました。前回、撮影ができていなかったので、リベンジ撮影する事ができました。
↑日光が当たり、オオルリらしい雄の彩り。
オオルリの囀り、彩りを堪能してその地点を出発した時は既に11時近くになっていました(笑)
がこうした観察も大切だと思います。滝道を歩き、滝寸前の所でメジロのファミリーと遭遇しました。メジロのまだあどけない姿を撮影する事ができました。
↑尾羽も短く、嘴基部も少し黄色いメジロの巣立ち雛。順調に成長している。
メジロの巣立ち雛を見ながら、そして頭上からオオルリの囀りを聞きながら箕面大滝に12時半頃には到着しました。ランチを楽しみ、新緑の箕面を歩きながら駅に戻ってきました。今日は普段、囀りや声は聞こえるけど姿が見え難いキビタキやアオゲラを観察したり、オオルリも2ヶ所でゆっくり観察する事ができました。ご参加頂いた皆様、有難うございました。
バードガイド 久下直哉(くげなおや)
10代から80代までの幅広い顧客に、五感を使ったバードウオッチングをご案内。
大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
海外の鳥も案内することも。野鳥だけでなく日本酒にも詳しい。
資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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