ハチクマとアカハラダカの渡り 長崎県五島列島福江島2024 

テーマ:長崎県五島列島福江島 ハチクマとアカハラダカの渡り
日 時:9月22日~9月25日 (9/21より久下は移動。)
経 緯:タカ渡り好き仲間と半年前から計画し、私自身5年振りの福江島への出発となった。手配
関係は宿とレンタカーのみ私自身が手配した。

9月21日
私は9/21の夜出発の野母商船深夜便で、同行者もう一名と博多湾から翌朝、福江島港に到着する予定でした。しかし、新幹線に乗った瞬間、野母商船より台風接近による欠航の連絡があり急遽、翌日の福岡空港からの飛行機を予約する事になりました。夜はホテルを取っていなかったのでネットカフェの個室を利用する事になるというハプニングから始まりました。

9月22日
福岡空港からは無事に離陸し9時過ぎには福江島空港に到着し、レンタカーを利用して、大瀬崎灯台展望台に下見に行きました。少し天気が悪かったせいか展望台にはどなたもいませんでした。再び、空港に戻り、仲間と合流し、再び展望台に向かいました。先ほどより天気が回復し、残っていたハチクマが早速20羽近くのウエルカム飛翔で迎えてくれて、雰囲気を感じ取り、翌日に期待し夕食は前夜祭として行きつけの海鮮料理のお店「心誠」でお魚を楽しみ、日本酒「よこやま」も楽しみました。

五島列島福江島の名物はキビナゴ(中央上)のお造りだ!

日本酒はもちろん長崎県壱岐島で造られている「よこやま」 夏純吟
9月23日
夜明け前4時にホテルを出発。展望台下には5時に前に到着し、観察スタンバイしました。ハチクマは夜明け寸前からゆっくり旋回上昇の準備を始めます。

太陽が昇り始めると、展望台に集まったホークウオッチャーはざわざわし始めます。太陽をバックに飛翔するハチクマはこの展望台でしか見えません。運が良かったら、展望台上空をグルグルと回ってくれることもあります。

展望台から昼間の風景 見渡す山々からハチクマが群れになって飛び立ち、ハチクマの背面を観察するのもこの展望台ならではです。海側を見ると名所の大瀬崎灯台があり、その前を通過するハチクマを狙って撮影することもありました。

大瀬崎灯台は映画のロケ地でも有名
23日は、ハチクマの渡りを観察する風景を取材するマスコミが5社ほど来ていました。その中のNHK長崎局より私自身も取材を受けました。すると県内だけの放送と思っていたら、全国放送だったみたいで、各地から鳥仲間よりメッセ―ジを頂きました。びっくりしました。
両翼広げると1.3m 大型のタカの仲間「ハチクマ」の渡り 五島市に全国の愛鳥家が集う《長崎》(長崎国際テレビ) – Yahoo!ニュース
越冬のため大陸目指す タカの仲間 ハチクマの渡り 五島|NHK 長崎県のニュース

ハチクマは運が良ければカメラのファインダーをはみ出すぐらいの距離感で飛翔する事があります。写真個体は成鳥雌個体。ハチクマの下面の色はバラエティがあり楽しい。そして昼過ぎから、
アカハラダカの群れがどんどんと通過して行きました。カウントが止まらないぐらいだった。

アカハラダカ 成鳥

アカハラダカ 飛翔
ハチクマやアカハラダカの飛翔が同じ場所で見られる福江島大瀬崎灯台展望台は本当に何度も来ても素晴らしいホークウオッチャーの憧れの聖地だと思います。この日は、他に小鳥類ではサンショウクイの群れやコムクドリの群れがハヤブサに追いかけまわされる風景も見られ夕方まで福江島らしいウオッチングを満喫しました。
9月24日
同行参加者との最終日も前日同様に夜明け前にはスタンバイし、10時ぐらいまでハチクマを観察しました。天候具合により、遠い島からどんどん渡っていくハチクマも多数ありました。時より、上空を通過する個体もあり、展望台を賑わせました。10時過ぎに空港に向けて出発し、皆さんと、お別れしました。
9月25日
私はその後、もう一泊延泊し、ハチクマの渡りを目に焼き付けて大阪に無事に帰宅しました。

ハチクマ 幼鳥

振り返り
今回、福江島のハチクマ渡りは観察期間中、大きな群れはありませんでしたが福江島らしい渡りを毎日、楽しむ事ができました。また、久しぶりに再会した鳥仲間も多く、近況報告をしながら来年また福江島で出会える事を約束しました。今回、同行して下さった皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
新しくご縁を頂いた方もいますし、また特別に期間中、スワロフスキ―双眼鏡 NL10✕52のデモ機を利用させて頂きました。ハチクマが舞う冴えわたる福江島の空を双眼鏡を通して独り占めするような気持ち(視野が広くすっきり)で見る感覚でした。タカの渡りや有明海等の干潟でシギやチドリ観察するには最適だと感じました。ハクバ写真産業(株)様ありがとうござました。

NL Pure 10×52|双眼鏡 | スワロフスキーオプティック (swarovskioptik-j.jp)

再会した一番、昔から福江島渡りを観察されていて、お会いできるのが楽しみだった、Iさんとの再会も嬉しい時間でした。ありがとうございました。

 

 

 

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