湖北の水鳥と猛禽類を楽しむ

日 時:2021年2月6日(土)
コース:大阪駅→N池→耕作地や田んぼ→山本山→湖北野鳥センター→M浜→大阪駅
主 催:旅の本棚 トラベルギャラリー
案内人:久下直哉

最初のポイント


高速道路がスムーズに流れて10時過ぎにN池に到着した。観察の準備をして池全体を見渡すと、いつもよりカモ類の数が少ない気がするのとトモエガモの姿が見当たらない。見られているカモの解説をした後、もう一度、粘り強く観察してみると、トモエガモが対岸の影の中に4羽ほど、オシドリが2羽ほど確認する事ができた。また、珍しく、マガンの群れが飛来した事には驚いた。

ここでお昼を各自済ませているとジョウビタキ♂がポーズをとってくれてみんなで撮影しました。

コハクチョウのファミリー


池から湖北野鳥センターへ移動中の耕作地や田畑にてコハクチョウの群れを見つけて立ち寄りました。20分ほど、コハクチョウの成鳥と幼鳥の違いや採餌風景を観察したり上空を通過する羽音を感じたりしました。灰色のコハクチョウはその年生まれです。

山本山のオオワシ


オオワシのポイントになる山本山に到着すると、いつもの止まり木には止まっていないので周辺をさがしてみると非常に遠い所に止まっているのが確認できた。少しでも近くで見れたらと思い安全なポイントへ歩き始めると、なんと、木から飛び立ち、私たちのちょうど目の前に止まってくれました。青空、斜面バック飛ぶ優雅な飛翔姿を参加者と共に観察できたことは案内人としてとても嬉しかった。オオワシは時より鳴いてもくれました。十分に観察したあと、湖北野鳥センターに向けて歩き始めると田んぼの中にイカルチドリの姿がありました。

湖北野鳥センター


センターから湖岸を見渡すと正面の島にオオヒシクイの群れが見られました。
手前のヨシ原にホオアカがいるのをセンタースタッフの方に見つけて頂いたのでセンターから出て
スコープにて改めて観察する事ができました。頬の赤さが鮮明に良く観察する事ができました。
湖岸沿いからは遠くにいるホオジロガモを観察した後に、最後のM浜に移動しました。目的はミコアイサの雄を探す事でした。到着して15分ほど経ったときにようやく観察する事ができ観察を終了としました。

最後に

コロナ禍の中、少人数限定でツアーの催行ができたことは、ご参加の頂いた皆様のお陰です。ありがとうございました。今年度も山本山のオオワシが見られたことも奇跡的でした。オオワシは2/25日の午前中に北に向けて飛び立ったという報告がありました。また、来年に期待したいと思っています。
このツアーのより詳細な様子は以下のリンクにて紹介されています。お楽しみください。
<旅の本棚 トラベルギャラリー>
バードウォッチングツアーのようす | バードウォッチング ガイド ツアー (tabihon.jp)

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