『ノビタキの秋の渡り』
先日10/23、いつも野鳥写真を楽しませて頂いている鳥仲間M様より賀茂川にてリングの付いたノビタキの写真がFBに掲載されていました。
写真からリング番号が読み取れていたので気になり、写真協力して頂いて山階鳥類研究所にリング照会させて頂きました。
即日、鳥研また放鳥された調査員の方より連絡を頂いた結果、放鳥日等が明確になりました。
【結 果】
リング:1H-96592
鳥種名:ノビタキ
性年齢:♂・A
放鳥日:2021.04.23
放鳥地:北海道新函館付近
回収地:京都府京都市賀茂川
回収日:2021.10.23
京都迄の直線距離は約900kmと思われます。北海道で繁殖を終えて6か月後に津軽海峡を渡って南下してきたのでしょうね。最近は北海道から直接、大陸に渡っている個体もあるようで、とてもノビタキの秋の渡りルートに興味が湧きました。
カメラ機器が進化し、鮮明な画像が撮影される時代によって、鳥類標識調査と写真判定よる渡りルートの解明ができるようになりました。今後も1種類でも多くの渡り鳥の渡りルートの解明に協力ができたらと思います。
写真協力して下さったM様、調査員のT様、山階鳥類研究所のスタッフの皆様ありがとうございました。
※右脚に注目。足環が見えます。
山階鳥類研究所
渡り鳥と足環|山階鳥類研究所 (yamashina.or.jp)
バードガイド 久下直哉(くげなおや)
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大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
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資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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