日 時:2024年4月25日(木)
場 所:甲子園浜
時 間:11時00分~14時00
主 催:西宮阪急百貨店
レポート
いつもは夙川駅を中心に夙川の上下流を秋冬にバードウオッチングを実施していましたが、今回は
環境を変えて、甲子園浜の干潟に集まる野鳥を観察に出かけました。目的は春の渡りで、中継するシギやチドリの観察です。甲子園浜の堤防に到着し東屋から干潟を見渡します。大潮でよく、潮が引いていました。岩礁、一つ一つ、双眼鏡で見て、何か動いていないかと注意して鳥を探しましょうとご案内しました。すると岩礁に1羽、チュウシャクシギが休息しているのを確認しました。
嘴が中ぐらいに尺っている、カニが大好きなチュウシャクシギを見つけられたので先に望遠鏡で、見てもらってから解説をさせて頂きました。(写真は甲子園浜で以前撮影したもの)。
チュウシャクシギが止まっているイメージを保ちながら他に岩礁を探しましたが鳥の影は薄く、次に進みました。大きく干潟が広がっていましたが干潟にはアオサギが何羽かいるぐらいでした。
道中、建物も見ていると、イソヒヨドリの姿がありました。イソヒヨドリは最近、マンションでもよく囀り、見られている事を話しすると、参加者の方より、自分の家でも鳴いているのを確認したと話されていました。甲子園浜の最後のポイントである鳴尾川河口付近では、アオサギが「エイ」を捕食し、格闘している珍しいシーンを皆さんと一緒に見て終了しました。
この度はご参加頂き誠にありがとうございました。次回は、5月18日、箕面公園にてオオルリが囀る風景を、見れたらなぁ~と思っています。(以下、オオルリ:箕面公園 スマスコ撮影)
申込先
イベント予約お申込|西宮阪急 – 初夏のバードウォッチング in 箕面公園 (hhinfo.jp)
バードガイド 久下直哉(くげなおや)
10代から80代までの幅広い顧客に、五感を使ったバードウオッチングをご案内。
大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
海外の鳥も案内することも。野鳥だけでなく日本酒にも詳しい。
資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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