テーマ:京都北嵯峨バードウオッチング
主 催:京都新聞文化センター
日 時:2025年5月7日(水)
振返り:
5月の京都大覚寺にある池にカルガモの親子を期待して池巡りをしました。しかし、カルガモの姿は無く、オオバンの群れやカイツブリの鳴き合う姿が主となりました。池の石の上には亀ではなく、スッポンが姿を現していました。珍しい出会いとなりました。
スッポン
その後、田園風景に移動しました。目的はケリの親子です。「ケリッケリッ」と騒ぎながらトビに威嚇している風景を見ていると地上で威嚇しているケリもいました。その周辺を観察していると、
ケリの雛の姿も観察する事ができました。
ケリのむいている方向にヒナが2羽いました。そして背面の田畑を見ると、渡りの中継利用として
アマサギが採餌していました。亜麻色の美しい個体の群れでした。
休息するアマサギ
アマサギやケリを十分に観察した後、再び集合場所に戻り、今日、見た鳥の確認をした後に、講座は終了しました。ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。次回は京都御苑のアオバスクとの出会いに期待します。
出逢った鳥
カイツブリ、キジバト、カワウ、アマサギ、アオサギ、コサギ、オオバン、ケリ、トビ、モズ、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ。

バードガイド 久下直哉(くげなおや)
10代から80代までの幅広い顧客に、五感を使ったバードウオッチングをご案内。
大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
海外の鳥も案内することも。野鳥だけでなく日本酒にも詳しい。
資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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