テーマ:星野先達と歩く大和龍神巡り
日 時:2024年10月21日(月)
場 所:奈良県室生大野
ゲスト:羽黒修験先達 星野文紘氏
奈良県室生大野周辺にて開催された『星野先達と歩く大和龍神巡り』に参加しました。
星野先達とはずっとお世話になっていますが今回のイベントは偶然、FBから知る事ができました。 室生大野にはダムにヤマセミを探しに行ったことはありますが、龍神巡りは初めてでした。
最初に海神社で祈りました。室生大野駅から徒歩で10分ぐらいで到着しました。海神社は伝承によると室生龍穴神社より龍神を勧請したとされ、祈雨神を祀る社と考えられています。また雨乞い神事である「いさめ踊り」も現在行われているようです。次に、車で分乗し室生大野ダムへ移動しその後、徒歩で堤防沿いを歩きました。案内看板どうりに歩くにつれて神聖なる雰囲気と沢の音が聞こえてきました。するとひっそりと佇む鳥居が出てきました。
深谷龍鎮渓谷の中にあり、龍鎮の滝の下流にあります。
神聖な空気に包まれた吸い込まれるように美しいエメラルドグリーンの滝壺は、本当に龍が鎮まっているかのような佇まいです。
8ヵ月ぶりに、先達と再会し、近況報告などさせて頂きました。今回、先達は「心地よさ」「気になる事が大切」「いまやっている事をやる」をキーワードに話されていました。
写真より滝つぼのエメラルドグリーンがわかります。この後、車に戻り、ランチとなりました。
ランチは地元野菜を使ったお弁当と羽黒山の薬草茶でした。
次に向かったポイントは龍王ヶ渕でした。
大和富士「額井岳」の山腹、標高530mの山中に頂から流れる小川の水や湧水を自然に貯めた神秘的な池。古くから貴重な水源、信仰の地として大切に守られてきた池と言われています。先達が、法螺貝を吹かれると風が吹き、雲の動きを見ていると龍神様が顔を見せた気がしました。最後に向かった場所は龍穴神社と龍穴でした。
不思議な神域でした。階段を下っていくと、急に目の前に龍穴が見えてきました。岩肌を見ていると龍の背が見えている気がしました。
どこの聖地も初夏にもう一度訪ねてみると夏鳥が囀りと瀧の音がコラボして素晴らしい音色になるだろうと想像していました。私自身、龍年10月生まれだったので気づけばタイミングが良かったとイベント終了してから気づきました。イベントを主催して下さった皆さま、誠にありがとうございました。また、イベントにてご縁を頂いた皆さま、ありがとうございました。
特急火の鳥は難波から大和八木までの利用でした。
今回聞いた鳥 10種
室生大野駅から海神社
モズ 高鳴きをしていました。神社で法螺貝を吹き終わると鳴き始めました。
ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カワラヒワ
室生ダムから龍鎮神社 トビ 上空を飛ぶ
キセキレイ チチン チチン鳴きながら飛んでいました。
コゲラ ギーギー
龍ヶ渕
法螺貝を吹いた後に
カケス ジャージャーと騒ぐ
エナガ ジュルジュルと鳴きながら飛ぶ
バードガイド 久下直哉(くげなおや)
10代から80代までの幅広い顧客に、五感を使ったバードウオッチングをご案内。
大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
海外の鳥も案内することも。野鳥だけでなく日本酒にも詳しい。
資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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