伊吹山のイヌワシ2024

今年は伊吹山イヌワシバードウオッチングをモンベルと旅の本棚にて以下の通り催行しました。その結果を紹介します。

日 時:7月30日(火)
主 催:モンベルアウトドアチャレンジ
モンベル | イベント・ツアー | イベント一覧[バードウォッチング] (montbell.jp)
結 果:
大阪駅を出発した時はセミが騒がしく鳴くぐらい、天気は良かったのですが多賀サービスエリアから関ケ原ICに向かっていく道中、だんだんと雲行きが怪しくなりました。伊吹山ドライブウエイ登っていく道中も、やはりガスが発生し、観察ポイントに到着する濃霧で視界が無い状態でした。

写真↑の状況が昼過ぎまで続き、時間がもったいないという事で、急遽、伊吹山文化資料館へ向かう事にしました。資料館にはイヌワシの生態に関わる資料や剥製が展示してあったり、映像も流れていたので少しでもイヌワシの事を見る事は出来なかったけれども、知る事はできたと思いました。

展示されているイヌワシ幼鳥の剥製を見るだけでも、迫力があり、偉大さを感じました。今回は、残念な結果となりましたが、ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。

日 時:2024年8月1日(木)
主 催:旅の本棚
バードウォッチング ツアー | 旅の本棚 初心者でも安心 野鳥ガイド と行く初めてのバードウォッチング (tabihon.jp)
結 果
大阪駅を出発し、京都竹田駅に向かう途中、携帯がなり、JRが運転見合わせという連絡が入りました。すぐにお客様へ連絡し、「竹田駅でお待ちしています」という連絡をさせてもらって何とか皆さん、揃って出発する事ができました。
バスは多田SAで小休憩後、関ケ原ICで降りて、伊吹ドライブウエイに乗りました。一昨日の様にガスの発生は無く、見通しよい、澄み渡る青空が広がっていました。イヌワシの紹介と観察ポイントを伝えながら9合目の駐車場に11時頃に到着しました。

観察準備をしてスタンバイしていると、トイレ側上空にトビの群れが見えていました。よく見ると、一際、でかい猛禽がいました。間違いなく、イヌワシでした。「イヌワシだ!」と声をかけて、参加者全員がイヌワシに目を向けてもらい、観察する事ができました。
 (お客様M様撮影:写真提供ありがとうございます。)写真をみると、白い白斑が3ヶ所に見られた為、今年、無事に巣立った個体でした。昨年は巣立ち寸前で落鳥し、残念な結果になっていましたが、今年の個体は元気に、伊吹の空を舞い私たちを楽しませてくれました。今はまだ、狩りの練習を、どこかで親に見られながらしている時期で秋になると、親鳥のテリトリーから追い出され、放浪の旅に出ます。来年も無事に繁殖成功する事を期待しながら、伊吹山を後にしました。この度は、ツアーにご参加頂き、誠にありがとうございました。
見聞きした観察種 15種

カッコウ、トビ、イヌワシ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハシブトガラス、シジュウカラ、

ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、キセキレイ、ホオジロ

 

 

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