日 時:4月23日(火)
場 所:兵庫県北部
今日、兵庫県北部で春の渡り鳥の鳥類標識調査を実施し、ランチした帰りに、イワツバメのコロニー調査を、実施していました。田んぼや畑、川が流れている古里的な風景で、イワツバメの繁殖準備の風景を観察後、嘴が婚姻色にエメラルグリーンに染まったダイサギを観察していました。
川に佇むダイサギがその後、採餌を川の水際で開始しました。↓
↑しばらく採餌をした後にダイサギは、飛んで行ってしまいました。残念だな~と思って車の中で少し仮眠をとって、目が覚めると、目の前の田んぼにコウノトリが出現しました。びっくりしました。↓田んぼを歩き、
そして川の方へ着水して餌探しを始めました。なんとそこに、先ほど、飛び去ったダイサギが戻ってきていたのです。↓コウノトリと鉢合わせしました。
↑ダイサギがコウノトリに何か言いたそうです。でも、2羽とも、バトルすることなく、コウノトは私の目の前を飛び去っていきました。
この個体は足環検索により、2021年7月13日に豊岡市森尾巣塔から巣立った個体と確認できました。
コウノトリ個体検索 J0373の個体情報 (ippm-ows.jp)
日本各地の空にはコウノトリが300羽ほど暮らしています。出会ったぜひ、足環検索して個体識別を調べて見て下さい。
バードガイド 久下直哉(くげなおや)
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大阪城公園から北海道知床、山陰、四国、九州、沖縄県宮古島を範囲。時には
海外の鳥も案内することも。野鳥だけでなく日本酒にも詳しい。
資 格:鳥類標識調査員 鳥見歴30年 ガイド歴16年 詳しいプロフィール。
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